地盤技術フォーラム 2024

出展社詳細

小間番号 G-46
出展社名 (株)オーク
https://www.oak-co.co.jp
住所 〒669-5324
兵庫県豊岡市日高町上郷字和田991 
担当部署 技術開発部
TEL 0796-43-1191
FAX 0796-43-1199
製品情報

硬質地盤に鋼矢板を打設「ロック・リボルバー工法」

ロック・リボルバー工法は硬岩相当の硬質地盤への鋼矢板打設方法です。まず、ダウンザホールハンマで鋼矢板の継ぎ手部分を削孔し、岩盤の応力を解放します。次に、高起振力バイブロハンマで補強鋼矢板を打設・引抜いた後に、本設用の鋼矢板を打設します。従来は全面を土砂に置き換えてから施工していたのに対し、本技術は削孔箇所を継ぎ手部分に限定するため、削孔径と削孔点数の減少による工期短縮と、鋼矢板の自立性の向上が期待できます。ラップ施工しないため施工がしやすく、鋼矢板の突出長が長い・根入れが短い現場にも効果的です。

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硬岩もサクサク掘削「AC-DASH工法」

AC-DASH工法は、オールケーシング施工中に硬質地盤に起因して掘削が困難となった場合に用いる技術です。圧入済みのケーシングにテーブルマシン付のアタッチメントを装着することで、新たな架台を設置せずともダウンザホールハンマをセットできます。掘削底をダウンザホールハンマで削孔することで岩盤の応力が解放し、オールケーシング掘削機でも硬質地盤の掘削が可能となります。掘削日数の短縮による人件費や機械損料の削減が見込まれます。オールケーシング工法からの切り替えが容易な為、施工途中に岩盤が出てきても安心です。

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場所打ち杭の掘削底面の地盤強度を測定「Rebec」

Rebecは、標準貫入試験の原理を応用した試験機を用いて、地盤強度を定量的に評価する技術です。従来は掘削土と土質サンプルの目視比較により支持層到達を確認しており、同じ地層でN値が漸増するような地層では判断が困難になることがありました。Rebecは場所打ち杭の掘削底面の地盤強度をN値に相当する値(Nr値)で評価するため、人による誤差なく容易に支持層への到達を判断できるようになり、施工の信頼性が向上します。測定時間は10~15分と短時間で、工程への影響が少なく、杭全数の測定も可能です。

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狭隘地専用地すべり抑止杭施工システム

本技術は、狭隘地、大深度、崩壊層など、限定的な現場での抑止杭施工が可能な技術です。機材の運搬に制約のある仮設足場上での抑止杭施工では、杭打ちやぐらを使用するのが一般的です。しかし、深度や杭径の増加に伴い施工スペックが大きくなってくると、能力および安全性の面で施工不可能な場合がでてきます。そこで、3t以下に分解可能な門型クレーンと小型全周回転掘削機を開発しました。揚重能力の向上に加え、横行・走行が自在の為、作業も効率的です。また、口元管の圧入により崩壊層対策も可能です。